2024年度 日創研神奈川経営研究会 会長方針

「楽しむ」組織創り
~あなたと私が居心地の良い場~

長年の経営研究会運営を通じて気づいたことは、会員が楽しめる場でなければならないということです。私の原体験として入会時、先輩方から声をかけてもらうのがとても楽しかった。
いつも気にかけてくれる先輩や、相談できる仲間がいて楽しかった。
その「楽しい」が現在までずっと続いていると言っても過言ではありません。
よって「楽しい」を会の中心に据えて、自己実現できる居心地の良い場を創りたいと考えます。

楽しいとは享楽的な意味ではありません。
学ぶことが楽しい・知らないことを理解できて楽しい・学んだことを実践したら成果が上がって楽しい。このように「学んで・実践して・向上する」ことが楽しいと思える人が集う場でなければなりません。

長年の課題である「会員の増員」・「例会や委員会の参加率の向上」に関しては「楽しみ」が増えれば、自ずと向上するものと考えます。

*<リクルート>楽しいから・・・仲間を誘う・口説く
*<例会・委員会出席>楽しいから・・・参加する
人が動く最大のモチベーションである「楽しい」を中心に据えた各委員会の活動を推奨したいと考えます。

人が「楽しい」と感じるには
人と人の間を埋めるには「おせっかい」が必要です。理事会のメンバーに求めることは「おせっかい」です。
プライバシーや個人の考えが尊重される昨今、弊害として孤独社会が浮かび上がってきました。これは会にも言えることで、例会・委員会に参加はしていてもどこか腹を割った感じがしない。
コロナ禍では人に会えない状態が続きましたので、仕方がない状況だったかも知れません。
「おせっかい」は優しさです。「おせっかい」を優先したいと考えます。

親密性(ラポール)のスキルを上げる勉強の場にしよう
親密性を感じるアクションは「よく見ること・よく聞くこと・優しく触れること(握手・ハグ)」です。
この時間を例会・委員会・理事会等では意識的に取り入れ、報告の場にしないことを方針に据えます。過度の礼節は進行上リストラします。

例会はコンサート

*コンサートの2~3時間をどう過ごすか?
*その日が来るまでワクワクしていられるか?
*参加者が参加して楽しい内容か?主催者と講師はファンが喜んでくれるのが一番嬉しい。
*講師・参加者を最大限にティーアップできているか?
*深掘り会では講師(タレント)と参加者(ファン)がコミュニケーションが取れるようになっているか?過度の礼節は進行上リストラします。

*フリーディスカッション例会
会員さんで一番温度の高い人は、入会したての会員とTT受講者だから、その会員をターゲットにしたティーアップ例会を考える。
やりたいこと・学んだこと・感動したこと・成果が出たことをコーチングで引き出し、ともに分かち合うことで絆ができて「ここは自分の居場所」だと認知するようになります。

 

委員会の方向性

「楽しい」ありがとう経営推進委員会(南山委員長、三輪副委員長)
・社員さんから【この会社にいる事が楽しい】と思って頂ける社風を研究する。
・お客様から【あなたがいてくれて嬉しい】と思って頂ける社員さんの育成を研究する。
<本部>2月の徳目朝礼大会の参加促進、発表者(企業)のフォロー

「楽しい」経営戦略委員会(岩﨑委員長、坂本副委員長)
*顧客の幸福(精神軸・理念)と 顧客の満足(欲求軸・経営)を研究する。
*公式教材「理念と経営」等を用いたコアコンピタンスの研究。
<本部>5月の全国大会の参加促進

「楽しい」経営計画委員会(島瀬委員長、松井副委員長)
*お客様に喜んで頂ける事が社員さんの喜びに繋がっている計画になっているかを研究する。社員さんのモチベーションがあがるラブレター(経営計画)と発表になっているかを研究する。
<本部>9月の全国経営発表大会の参加促進

「楽しい」経営理念委員会(河口委員長、斉藤副委員長)
*自社の理念が社員さんのモチベーションが上がる理念となっているかを研究する。
言葉の表現の見直しや感性に訴えて社員さんを動機づけする理念の浸透方法を研究する。
<本部>11月の特別研修の参加促進

「楽しい」広報宣伝委員会(荒川委員長、小林副委員長)
*自社のソースをニュース化する為のスキルを学び、プレスリリースの方法を研究する。
・Youtube(広告)のやり方を学ぶ
<本部>3月の全国同日例会の参加促進

「楽しい」組織活性化委員会(木本委員長、横内副委員長)
*この会にいる事が楽しいと感じる絆の高まるイベントの企画。
<本部>「入会トライアル」の運営、チラシ作成・説明会の開催・参加者のフォロー。

*業績アンケートの結果から、「人手不足」「新商品やサービスの開発力」「競争激化」「人財育成」「コア・コンピタンス経営」「イノベーション」が問題・課題の上位です。これらの解消に向けたアクションにつながる委員会活動が望ましいです。

 

神奈川の目玉となるコンテンツ企画を創ろう

プレスリリースの為のスキルを習得してメディアに投稿してみよう

*プレスリリース(Press Release)とは、新商品の発売や新サービス、新規事業の開始、あるいは経営・人事などの企業情報を、ニュース素材としてメディアの記者が利用しやすいように、文書や資料としてまとめたものです。

自分で作るYouTube チャンネル・広告
魅力あるCMの作り方から編集youtubeアップまで自分でやっちゃおう

理事会の方向性
議案の提出者にとって多くのストロークが頂ける場にしたいと考えます。また参加者の全員の発言機会を確保すべく、説明・報告・連絡は短縮し、お一人の発言も要点をまとめてご発言して頂きます。タイムパフォーマンスを重視し、理事となる事で学びの多い、そして理事になりたくなる運営を目指します。

安心な場になること
経営研究会は良く実験の場と言われています。生産性を上げるにはスクラップ&ビルドが必要になります。伝統を大切にしながらも、新たなチャレンジの失敗が赦され、責められる事が無い事が心理的な安心につながります。
セクシャルハラスメントやモラルハラスメントに対しても厳しく対応し、精神的にも安心な場となるようにします。

業績向上の場になること
業績向上はとても大切な要素です。
楽しみながらも、自己の成長の喜びを感じ、会社の業績が向上する場になる組織を目指します。

数値目標
組織の活性化(例会出席率75%) リスキリング(本部研修受講率50%) 黒字率の向上(86%→90%)
トライアル入会(5名)